2500m相当の高地トレ施設 兵庫でオープンへ、朝原氏実演

 大阪ガスの関連会社が3月22日に兵庫県芦屋市でオープンする高地トレーニング施設が22日、報道陣に公開され、北京五輪陸上男子400メートルリレーのメダリストで大阪ガス所属の朝原宣治氏が、標高2500メートル相当の酸素濃度空間でのランニングを実演した。30分で平地における2時間ほどの効果が期待できるとされ、朝原氏は「きつい。すぐに息と心拍数が上がる」と汗を流した。

 運動能力向上に加え、生活習慣病の予防などにも役立つという。運動生理学が専門で、同施設の運動プログラムを監修する大阪市立大の岡崎和伸教授は「高いトレーニング効果が期待できる」と話した。

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