春場所は5年ぶりの2横綱 豊ノ島が16場所ぶりに幕内復帰 新番付発表

番付を手にする玉鷲=大阪市平野区長原東のCafe E-5=(撮影・山口登)
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 日本相撲協会は25日、春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。元稀勢の里(現荒磯親方)が引退したことで、14年春場所以来、5年ぶりの2横綱。東正位に白鵬(宮城)、西正位に鶴竜(井筒)が就いた。

 大関栃ノ心(春日野)が昨年秋場所以来、2度目のカド番。

 兵庫県芦屋市出身で“準ご当地”の貴景勝(千賀ノ浦)が2場所連続の東関脇から初の大関とりに挑む。昨年九州場所で13勝を挙げて初優勝し先場所は11勝。今場所、2桁勝利を挙げれば大関昇進が有力となる。

 西関脇の玉鷲(片男波)は2場所連続優勝を目指す。小結御嶽海(出羽海)は昭和以降単独5位となる13場所連続三役。

 北勝富士(八角)が新小結に昇進。八角部屋では現師匠が創設してから隠岐の海以来4人目となる。

 友風(尾車)、照強(伊勢ケ浜)、大翔鵬(追手風)が新入幕。3人以上の新入幕は13年夏場所の4人以来。

 豊ノ島(時津風)が16場所ぶり幕内復帰。関脇経験者による幕下陥落後の再入幕は昭和以降、琴風、鳳凰以来3人目。

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