貴景勝、春場所で大関昇進目指す 「腹を決めてやる」

 大相撲春場所(3月10日初日・大阪)で大関昇進を目指す東関脇貴景勝(千賀ノ浦部屋)が新番付が発表された25日、大阪市生野区で記者会見し「横綱、大関は別格。なってみないと分からない。やることを場所前にやって、あとは腹を決めてやるだけ」と力強く話した。

 小結だった昨年11月の九州場所では13勝で初優勝を果たし、新関脇の先場所は11勝の活躍だった。大関昇進の目安は直近3場所合計33勝とされ、今場所はまず2桁勝利を挙げて目標に近づきたい。馬力あふれる押し相撲が魅力の22歳、貴景勝は「今場所は今場所。一日一日を大事にして、帰り道で後悔しない相撲を取る」と話した。

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