スポ庁、役員再任「規制必要」 JOC竹田氏の去就影響も

 スポーツ庁の鈴木大地長官は28日、スポーツ界の不祥事対策として、新たに国が策定する競技団体の健全運営の指針「ガバナンスコード」に、役員の任期や再任回数などの制限を盛り込む必要があるとの考えを示した。定例記者会見で「スポーツ団体の役員人事については、よどんではいけない。後継者をつくりながら、持続的に組織をいい形で運営していくには、ある程度の規制のようなものがあってもいいのかなと思う」と述べた。

 2020年東京五輪招致を巡る贈賄容疑でフランス司法当局が正式捜査している日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長の去就問題にも影響を与えそうだ。

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