世界野球ソフトボール連盟会長 28年ロサンゼルス五輪での野球復帰に照準へ

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は2月27日、共同通信の電話インタビューに応じ、2024年パリ五輪の追加種目候補から外れたことを受けて28年ロサンゼルス五輪での復帰に照準を合わせる考えを示した。20年東京五輪後は7イニング制を導入して試合時間の短縮を図るなど改革を進めるという。

 同会長はこの日、スイスのローザンヌで国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談し、五輪復帰に向けた協力を要請した。東京五輪での競技の盛り上がりが懸念されるとの見方には反論し「日本には多くのファンがいる。必ずや最高の大会になる」と強調。野球を簡略化したミニゲーム「ベースボール・ファイブ」の22年夏季ユース五輪での実施を目指すと明らかにした。

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