貴乃花氏、政界進出もコメンテーター転身も「全くない」相撲普及活動本格化
大相撲の元横綱、貴乃花光司氏(46)が2日、都内で「ONE ROOF ALLIANCE」の相撲イベント「しこあそび」に登場した。
相撲から学んだ精神・文化・伝統をいかし、少年少女と交流。しこの踏み方を教えたり、実際に土俵上で束になってかかってくる子供たちと相撲を取ったりし、貴乃花氏は「お子さんが小さいのに一生懸命しこを踏んでくれてうれしくなった」と笑顔を浮かべた。
2月に芸能事務所とマネジメントで業務提携を結んでいたことが明らかになったばかり。今後に注目が集まるが、「海外に向けても日本の文化をお伝えできたら。みんなで力を合わせて」と、海外も視野に相撲の普及活動に力を注ぐことを明かした。
「コメンテーターは?」の問いには「やりません」と即答。理由は「何もないです」と笑顔で応じた。政界進出についても「全くないです」ときっぱり。「スケジュールが埋まっています。そっちに向ける気もない」とした。
昼食には貴乃花氏が自ら特製ちゃんこを作り、参加者に振る舞っていた。