中大・堀尾謙介が日本人トップで学生初MGC出場権 今井、神野の“山の神”2人も
「東京マラソン」(3日、東京都庁~東京駅前)
男子はレゲセ(エチオピア)が速報タイム2時間4分48秒で優勝した。日本人のトップは堀尾謙介(中央大)で東京五輪の出場権をかけたレースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ、9月15日、東京)の出場権利を学生としては初めて獲得した。全体では5位、タイムは2時間10分21秒。なお、日本記録保持者(2時間5分50秒)の大迫傑(27)=ナイキ=は29キロ地点で棄権した。
雨が降るコンディションの中、堀尾はゴールすると同時に前方に倒れ込み、スタッフに抱え上げられた。
日本人2位(全体6位)は今井正人(トヨタ自動車九州)、同3位(全体7位)は藤川拓也(中国電力)でともに、MGC出場権を獲得した。
また、神野大地(セルソース)は日本選手4位ながら、2時間11分5秒でワイルドカード枠でMGC出場権を獲得した。このため、箱根駅伝で上りの5区で活躍し“山の神”と勝された今井と、神野の2人が同時にMGC出場権を獲得した。(タイムは全て速報値)