東京マラソンで無念の棄権の大迫傑 MGCでの巻き返し誓う「言い訳はありません」
4度目のマラソンとなった東京マラソンで、初めて途中棄権となった日本記録保持者の大迫傑(27)=ナイキ=が4日、自身のツイッターを更新し、「言い訳はありません。強くなって9月帰ってきます!」と、9月の東京五輪選考会・MGCでの巻き返しを誓った。
3日の東京マラソンで日本記録をマークした昨年10月のシカゴマラソン以来のレースとなった大迫は、序盤から先頭集団の後方につけていたが、中間地点付近で遅れはじめると、そのまま失速。28・85キロ地点で立ち止まり歩き始め、29キロでコース外に外れ棄権した。気温6度を下回り、冷たい雨に体温を奪われて、低体温症を発症した模様。レース後は取材エリアは通らず「スタート地点から寒くなって、身体が動かなくなり棄権せざるを得ない状況でした」と、大会事務局を通じて、コメントしていた。