暴行疑いのマフィがラグビー日本代表候補合宿に追加招集 裁判延期続き…協会「十分反省」
日本ラグビー協会は4日、千葉県浦安市で第5クールを迎えるW杯日本代表候補合宿に、ナンバー8のアマナキ・レレイ・マフィ(29)=NTTコミュニケーションズ=を追加招集することを発表した。
日本代表中心選手のマフィは昨年7月、スーパーラグビー(SR)のレベルズ(オーストラリア)所属時のニュージーランド遠征中に、同僚選手を暴行した疑いで一時身柄を拘束された。釈放されて帰国後は自宅謹慎を続け、11月末のトップリーグカップ戦で復帰した。だが、日本代表候補の招集はここまで見送られてきた。
日本ラグビーフットボール協会は「ニュージーランドにおいて係属中の司法手続きの進捗(ちょく)を見守っておりましたが、再三にわたり裁判期日が延期されたこと、さらには今後の手続きの日程が確定しておらず、短期間のうちに終結する見込みが立たないこともあり、本人と面談を行い、十分な反省が伺える」と招集に至った理由を説明。また、「今後、司法手続に進捗があった場合には、適宜、協会として判断する予定です」としている。