羽生結弦出品のスケート靴がオークションで210万円突破 東日本大震災チャリティー
フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪で連覇を達成した羽生結弦(24)=ANA=が5日、インターネット上で行われている東日本大震災の復興チャリティーオークションに自身が使用したスケート靴を出品。開始から約12時間が経った5日の22時段階で200件を超える入札があり、額は210万円を超えた。オークションは11日の20時7分に終了する。
東日本大震災の被災地である宮城県出身の羽生が、同震災の支援を行っている一般社団法人「ウェブベルマーク協会」を通じて、スケート靴を「ヤフオク!」に出品。「東日本大震災発生から8年になりますが、まだまだ復興途中の地域が多くあります。私もお役に立てればと思い、今年も出品させていただきます」とコメントも寄せている。
羽生は2016年、2018年にも出品しており、これが3度目。昨年はスケート靴が、850万1000円でファッションブランド「サマンサタバサ」に落札された。
靴は黒色で、ブレード部分には「Yuzuru Hanyu」と名前が刻印されている。ウェブベルマーク協会事務局によると、落札後、羽生が靴にサインをし、靴と一緒に撮影した羽生自身の写真を添えて発送するという。