競技団体の運営指針策定で素案 役員の任期など規定設けるべき
スポーツ庁が新たに策定する競技団体の運営指針「ガバナンスコード」を検討するスポーツ審議会の部会が7日、開かれ、役員の在任期間や定年の規定を設けるべきだとの内容を盛り込んだ素案が示された。在任年数の上限など具体的な数字は明示されず、今後議論を進めることになった。
素案では、役員の新陳代謝を図るために「理事の就任時の年齢に制限を設けること」と記載し、定年規定の必要性を指摘した。在任の年数には一定の上限を設定する方針を示唆した。
多様な視点を取り入れるため、女性理事、外部理事の積極的な登用に触れ、割合の目標設定も今後の検討課題とした。