芝田山親方「相撲を勉強して」 「女人禁制」見直し求める宝塚市長と面談
日本相撲協会広報部長の芝田山親方(元横綱大乃国)が8日、土俵上の「女人禁制」を見直すことを求める兵庫県宝塚市の中川智子市長と大阪市内で約50分、面談した。中川市長は昨年4月の春巡業で土俵上のあいさつを断られた。
会談後、親方は「去年7月に調査委員会を立ち上げた。約束したことは守ります」と説明。「(市長から)変革だから変える勇気を持ってと言われたが、先人から受け継いだ伝統と文化を変えない勇気を持ってまい進すると伝えた」と話した。
市長の相撲に対する不勉強にもあきれ顔。「相撲はきのうきょうの歴史じゃない。相撲のことをもう少し勉強してほしい」と訴えていた。