島田高志郎 9位も手応え「これから成長できると確信できたシーズン」
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(8日、ザグレブ)
男子はショートプログラム(SP)12位の島田高志郎(17)=木下グループ=がフリーは8位となり、合計212・78点で9位だった。壷井達也(16)=愛知・中京大中京高=は195・88点の14位で、日本は来季も出場枠2を維持した。米国代表の樋渡知樹(19)がSP2位から逆転、230・32点で初優勝した。女子SPで白岩優奈(関大KFSC)は6位、川畑和愛(N高東京)は9位、横井ゆは菜(愛知・中京大中京高)は18位で、9日(日本時間10日未明)のフリーに進んだ。
島田はフリー冒頭で4回転-3回転の2連続トーループに初成功。3位だったジュニアGPファイナルに続く表彰台には届かなかったが「これから成長できると確信できたシーズン」と言い切った。今季スポンサーとなった損害保険会社は、中学2年の時に死別した父の勤務先だったと明らかにした。「支えてくれる父の友人のためにもさらに成長したい」。単身渡ったスイスで、シニアに本格参戦する来季へ備える。