【東京へ駆ける・植草歩】夢は2連覇!24年パリ五輪、空手の追加種目入り訴える
2020年東京五輪の開幕まで、12日であと500日。日本発祥の競技であり、新種目として採用された空手で、初めての五輪に臨む組手の68キロ超級16年世界選手権女王で、18年銀メダルの植草歩(26)=JAL=が空手認知度の向上を訴え、五輪への決意を示した。
今のところ、空手は2024年パリ五輪の追加種目候補に入っていない。それでも、植草は「もしパリ五輪であるならば、そこで2連覇するというのが東京五輪のもっと上の壮大な目標になるかな」と話した。
東京五輪後に現役を続けるかは未定と言うが、女子レスリングが五輪種目に追加されて以来、吉田沙保里さんが優勝を続けたことで競技の認知度が格段に上がったことを例に「1回の優勝じゃダメ。空手を多くの人に知ってもらい、空手って面白い、こんなユニークな選手がいるんだという世界にするには、自分が優勝しなければいけない」と語った。
世界空手連盟は、今後も追加種目入りに向けて訴えを続ける方針。最終的には20年12月の理事会で決まる見通し。