小林陵侑が総合V!快挙に歴代金メダリスト賛辞 原田「もう神様」船木「すごい」

 「ノルディックスキー・W杯」(10日、オスロ)

 小林陵侑(22)=土屋ホーム=が5位に入り、5試合を残して日本男子初となる個人総合優勝を確定させた。1979~80年シーズンに始まったW杯ジャンプ男子は、これまで欧州勢が総合王者を独占してきた。日本のエースが発足40シーズン目で初の快挙を達成。今季は伝統のジャンプ週間で史上3人目の4戦全勝を達成。男子歴代最多に並ぶ6連勝を記録するなど個人総合争いで独走し、船木和喜(フィット)葛西紀明(土屋ホーム)ら歴代のエースが届かなかったタイトルをつかんだ。

 小林陵の快挙に五輪金メダルを獲得した日本の名ジャンパーたちも賛辞を贈った。

 98年長野五輪2冠の船木和喜(43)=フィット=は97~98年シーズンに総合2位となったが、惜しくも頂点に届かなかった。5試合を残してのタイトル確定に「こんなに早く決めるというのが、すごい」と感嘆。長野五輪の団体金メダルを手にした雪印メグミルクの原田雅彦監督(50)は「もう神様」とたたえ、72年札幌五輪70メートル級(現ノーマルヒル)覇者の笠谷幸生さん(75)は「脱帽です。ずっと安定して好成績を残せるのは大したものだ」と称賛した。

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