ラグビー代表合宿でグレイシー柔術導入 ホイラー弟子が指導
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「ラグビー・W杯日本代表候補合宿」(12日、残波岬ボールパーク)
強化の一環として、グレイシー柔術が導入された。ニュージーランド人柔術家のライアン・ヘンリー氏(41)の指導のもと、受け身などの基本動作を繰り返し行った。
ヘンリー氏はヒクソン・グレイシーの弟ホイラー・グレイシーからグレイシー柔術指導を受けた。現在はニュージーランドに道場を構え、門下生500人の指導に当たる。日本代表ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)がハイランダーズのHC時代にコーチとして柔術を指導したことが縁で、今回の来日となった。
ヘンリー氏は合宿最終日の20日まで帯同。「タックル後などの起きるスピード、バランス感覚、体の使い方。基本的にはアジリティー、機動力」をテーマに指導する。「取っ組み合いや、戦うところで使う格闘系の技術はラグビーに応用する」と話した。