宮崎大輔、スポーツNo.1決定戦Vを懐古「1500万円と車3台頂いた」
ハンドボール男子日本代表の宮崎大輔(37)=大崎電機=が12日、東京・渋谷駅のハチ公前広場で行われた東京五輪500日前イベントに出演し、卓球女子の伊藤美誠(スターツ)とトークショーを行った。
若者や仕事終わりの多くの通行人が行き交う中、「世界の強豪が来るので皆さんにハンドボールの楽しさを見てほしい」と、東京五輪では渋谷区の代々木第一体育館で開催されることをアピールした。
司会のアナウンサーから、宮崎の名を全国に知らしめたTBS系の特別番組「スポーツマンNo.1決定戦」のことについて振られると、「すごいっしょ。4回出て3回優勝してるんですよ」と自慢げに懐古。当時の賞金についても自ら切り出し、「1回の優勝で500万円ですからね。(合計)1500万円と車3台を頂いている」と明かした。それを聞いた伊藤も、口元を抑えて驚きながら拍手した。
ただ、かつての“副業”での栄光よりも、今を生きる37歳にとっては本業のハンドボールで五輪に出場するという大目標しか眼中にない。「五輪出場が目標で、夢はメダル獲得。それをずっと追い求めているが、今回東京に五輪が来ることで、みなさんにハンドを見てもらえるのがうれしい」と感慨深げに話した。
「20歳の時のアテネ五輪予選から4大会出られていないが、(東京五輪は開催国枠で)出られるんですよ」。ただ、五輪代表入りには激しい競争が待っているだけに、「37歳だが、まだまだ頑張れる。一番年上だが、若い者に負けないように。今年は変化していきたい」と決意を語った。