安美錦 初日から4連敗「結果がすべて」
「大相撲春場所・4日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)
元関脇で西十両11枚目の安美錦(40)=伊勢ケ浜=が旭大星(友綱)に押し出され初日から4連敗を喫した。立ち合い、左に変化し上手を狙ったが取れず。はたいたところを出られて自滅した。
「横から攻めていこうと。上手が取れればいいと思った。そこから押していこうと。左から攻めようと。上体が伸びてはたく形になった。それをしないようにと思ったんだけど」と悔やんだ。
アキレス腱、膝、太ももなど両足は故障だらけ。満身創痍(そうい)の体で5場所連続十両生活が続く。先場所は2日目から11連敗するなど、追い込まれたが14日目から連勝し踏みとどまった。
今場所も苦しい日々が続く。「一つ出ればと思う気持ちあるけどやることをやっていく。結果がすべて。結果が出るようにやるしかない。どんなに動きが悪かろうが勝たなきゃダメ」と、力を込めた。