空手の五輪存続を訴え 24年パリ大会「諦めない」

 2024年パリ五輪の追加種目候補から漏れた世界空手連盟(WKF)の奈蔵稔久事務総長は13日、東京都内で記者会見し「WKFは決して諦めない」と五輪での空手の存続を訴えた。

 6日にはWKFのエスピノス会長らと共にパリ五輪組織委を訪問。再考を求めたが、受け入れられなかったという。奈蔵事務総長は「組織委に働き掛け続けていく。フランス政府関係者、IOC幹部にも要望し続ける」と話した。現在展開している会員制交流サイト(SNS)での存続運動も続けていくという。

 パリ五輪組織委のエスタンゲ会長は「新たに(追加種目候補を)選ぶことはない」と明言している。

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