2019.03.14

世界空手連盟、パリ五輪除外も「決して諦めない」

パリ五輪から除外危機を受けて会見した全日本空手道連盟の笹川会長（左）と世界空手連盟の奈蔵事務総長

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　２４年パリ五輪の追加種目提案リストから空手が除外されたことを受けて、全日本空手道連盟の笹川尭会長と、世界空手連盟の奈蔵稔久事務総長が１３日、都内で会見した。世界連盟は６日にパリ五輪組織委員会と会談し、種目入りの要望を行ったが拒否された。会談に出席した奈蔵事務総長は「除外理由に、明確な回答がなかった。納得できない。世界連盟は決して諦めない」と話し、今後も種目入りを要求していく方針を示した。東京五輪で種目入りした際と同様の規模（７２万筆）の署名運動などを行う。

　日本連盟の笹川会長は「フランスは空手熱があるが、そのことにあぐらをかきすぎていたのかもしれない」と、指摘。その上で「もう１回チャンスを与えてもらうようにする」と力を込めた。