リオ銅の競歩・荒井広宙 富士通入りを発表
リオデジャネイロ五輪男子50キロ競歩銅メダルの荒井広宙(30)が富士通陸上競技部に4月1日付けで加入することが15日、同部から発表された。
荒井は自衛隊体育学校を1月に退職。埼玉陸協を経て今回の所属となる。
16年リオ五輪では銅メダルをかけて終盤にダンフィー(カナダ)とし烈な争いとなった。ダンフィーを妨害したとして、一時、荒井は失格となったが、日本陸連の抗議により失格は免れ、競歩界初となる五輪でのメダルを獲得した。
男子400メートルで16年と18年の2度、日本選手権を制したウォルシュ・ジュリアン、同種目で17年に優勝した北川貴理、男子3000メートル障害の塩尻和也というリオ五輪出場選手3人や、男子110メートルハードルの石川周平、長距離の坂東悠汰、下史典の加入も発表された。