日本生命がTリーグ初代女王 MVP早田ひな、うれし泣き「本当にうれしい」

 「卓球・Tリーグ」(17日、両国国技館)

 初代王者を決めるプレーオフ・ファイナルが行われ、女子は、リーグ戦2位の日本生命が、1位の神奈川を3-2で破って優勝した。日本生命の早田ひな(18)が、第3試合で3-2の激闘を制し、ビクトリーマッチも勝利する殊勲の活躍で初代MVPに輝いた。

 第1試合のダブルスは日本生命が先勝したが、第2試合は平野美宇が惜敗。第3試合は、早田が袁雪嬌(中国)とフルゲームの死闘を演じ、ジュースで5度マッチポイントを握られながらも驚異の粘りを見せ、最後は19-17と逆転勝利。第4試合は、前田美優が神奈川のエース、石川佳純に敗れて2-2で並んだ。

 1ゲーム先取の特別ルールで行われるビクトリーマッチは、早田と袁が再戦。この大一番でも早田が押し切り、11-7で勝負をものにした。勝利の直後には、うれし涙を見せた。

 早田は「Tリーグ出場すると決めてから、初代王者になろうと思って頑張ってきたので良かった。ビクトリーマッチはどの選手が来ても絶対に勝つと思って、11-7で勝てて良かった。10月に開幕してからみんなで一緒に戦ってきて、みんな優勝を目指していたので。勝ち切ってみんなの笑顔を見たかったので、本当にうれしいです。今季は無敗で終われたが、次も自分を信じて戦っていきたいです」と、感無量の様子で喜びを語った。

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