水谷隼がTリーグ初代MVP!リーグ発展に手応え「世界一へ駆け上がっている」

 「卓球・Tリーグ」(17日、両国国技館)

 初代王座を懸けて行われ、男子は、リーグ1位の東京が同2位の岡山を3-1で下して優勝した。第1試合のダブルスを落としたものの、世界ランク4位の張本智和(15)、10位の水谷隼(29)のダブルエースがシングルスで勝利を挙げた。女子は、日本生命の早田ひな(18)が第3試合とビクトリーマッチの2勝を挙げる活躍で、神奈川を撃破し優勝した。

 水谷がTリーグ初代MVPを手にした。初めてのシーズンを終えて「間違いなく世界一のリーグに向けて駆け上がっていると感じた。選手のレベルも高く、チームもまとまっている」とリーグ発展の手応えを口にした。

 ロシア、ドイツで参戦経験があるが、母国のリーグ戦は自身の競技に好影響を及ぼした。「チームで毎日一緒に練習してご飯を食べて、時には一緒に映画に行くこともあった。卓球のことばかり考えていると疲れるけど、仲間がいることが大きかった」。海外では言葉の壁などで「引きこもる」と言うが、仲間の存在で「リラックスできた」と感謝していた。

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