白鵬“ミラクル”白星でストレート給金 後ろ向きから逆転「冷静に立て直せた」

 「大相撲春場所・8日目」(17日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱白鵬が栃煌山を逆転の小手投げで退け、自身最多を更新する47度目の中日勝ち越しを決め、単独トップに立った。1敗で横綱鶴竜、高安、豪栄道の2大関、平幕の逸ノ城、碧山が追う。

 まるで背中に目がついているようだった。白鵬は立ち合い栃煌山にいなされて後ろ向きになったが、素早く向き直ると、左で相手の右を抱え込むような小手投げで逆転勝ちした。

 大入り満員の会場の誰もが負けたと思ったに違いない一番で“ミラクル”白星。「立ち合いちょっと見ていったからいなされたね。でも、冷静に体勢を立て直せた。よかったんじゃないかな」。してやったりの笑みを浮かべて自画自賛した。

 47度目の中日ストレート給金直しで、早々と“指定席”の単独トップにどっかり。「まあ、気持ちの問題やね。これからも場所を引っ張っていく。あと1週間ね」。42回目の優勝へ向け、しっかりと軌道に乗った。

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