宮原知子、日本開催で「ワクワク」 世界選手権初Vへ「やってきたことを本番でやる」
「フィギュアスケート・世界選手権」(20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)
5年ぶりとなる日本開催の世界選手権に出場する選手が18日、記者会見に臨んだ。過去2位と3位の経験があり、悲願の初優勝を狙う宮原知子(20)=関大=は、日本開催の今大会へ向けた心境を「ワクワクしていますし、その中で今まで自分が取り組んできたことを本番で出すというのが成し遂げたいことです」と語った。
安定した演技ぶりから全日本選手権の優勝は4回。“ミス・パーフェクト”の異名をとる宮原だが、世界選手権での優勝はない。「日本開催ということで、家族や友達、たくさんの方が見に来てくださるし、大きな会場で試合が出来るので、すごく盛り上がると思うんですけど、ワクワクしていますし、その中で、今まで自分が取り組んできたことを、本番で出すというのが成し遂げたいことです」と思いを述べた。
会見前の公式練習では、安定感のある連続3回転ジャンプを跳び「調子事態は悪くない」。14年、浅田真央以来の日本選手の優勝についての話題には「表彰台に乗りたいって気持ちもないことはないけど、今は自分がやってきたことを本番でやるということしか考えていない」と平常心で臨むとした。