陸上・多田修平が関学大を卒業「寂しい気持ち」進路は住友電工で独り暮らし、自炊も
陸上の2017年ロンドン世界選手権男子400メートルリレー銅メダリスト、多田修平(22)が18日、兵庫県西宮市の関学大上ケ原キャンパスで行われた卒業式に出席した。法学部の一員として臨み「卒業式を終えるまでは実感がなかった。でも終えて、社会人になるんだと思うと、寂しい気持ちになった」と語った。
4年間を大学生活については「入ったときは無名だった。大学3年で速くなった。(2017年の)世界陸上が心に残っている。今年は2年前を超えるようなレースをしたい」と口にした。
卒業後は住友電工に入社する。すでに都内で独り暮らしを始めており「自炊をしてます。ご飯を炊いて、野菜も採って…。パスタとかも。ウェブサイトで簡単な料理を調べています」と明かした。
社会人としての初レースは出雲陸上(4月20、21日。島根)か、織田記念(4月27、28日)を予定している。開幕まで500日を切った東京五輪に向けては「やるぞという気持ちが強い。今年1年、しっかり結果を残したい」と口元を引き締めた。