五輪おじさんに感謝、福原愛さん「見つけると何故だかほっと」沙保里さん「とても残念」

 今年3月9日に92歳で心不全のため死去したことが18日に発表された“オリンピックおじさん”こと山田直稔さんにむけて、元五輪選手から感謝や惜しむ声が上がっている。

 レスリングで五輪3連覇の吉田沙保里さんはツイッターに「オリンピックおじさんの突然の訃報に驚いています」とつづった。「毎回、オリンピックの会場でお見かけした時には勇気をもらっていました。今度は一緒に東京オリンピックの会場で応援できると思っていたので、とても残念です。ご冥福をお祈りいたします」と記した。

 卓球の福原愛さんもツイッターに「とても悲しいです」と思いをつぶやき、「オリンピック会場の観客席にオリンピックおじさんを見つけると異国の地でも何故だかほっとしたのを覚えています」と振り返った。「東京オリンピック楽しみにしていただろうなあ。心より御冥福をお祈りいたします。大きな大きな声援、ありがとうございました」と結んだ。

 陸上の為末大さんは山田さんが亡くなったことを伝える記事をツイッターで引用した上で、「本当にありがとうございました」と感謝した。

 山田さんの訃報は、この日、公式ウェブサイトで発表された。「92年の応援人生を終え永眠いたしました。生前はご厚情を賜りありがとうございました」とのお礼が掲載された。

 公式サイトによると、山田さんは64年の東京五輪で初めて生で五輪競技を応援し、以後、リオ五輪まで現地での応援を続けていた。日の丸をあしらった帽子をかぶり、扇子を広げて応援する姿が印象的だった。大相撲の本場所にも頻繁に足を運び、テレビ中継でもその姿を目にすることがあった。

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