【世界フィギュア展望】紀平の3回転半3本成否がカギ
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「フィギュアスケート・世界選手権」(20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)
優勝候補の筆頭は、今季国際大会無敗の紀平梨花(関大KFSC)だろう。SP、フリー計3本のトリプルアクセルの成否が勝負の行方を左右する。
対抗はロシア勢。平昌五輪女王のザギトワは不調気味だが、今季ベストは堂々の1位。今季から拠点をカナダへ移した同五輪銀メダルのメドベージェワは、シーズン序盤こそ苦しんだが、復調の気配を見せている。
同五輪4位の宮原知子(関大)は、今季のベストが今大会出場選手中3番手。全日本選手権優勝の坂本花織(シスメックス)も同4番手で、初戴冠の可能性は十分にある。