「フィギュアスケート・世界選手権」（２０日開幕、さいたまスーパーアリーナ）

　公式練習が本番会場で１８日行われ、初優勝を狙う宮原は、２度の公式練習でＳＰ、フリーとも安定した演技を見せた。記者会見では自国開催の大舞台へ「家族や友達、たくさんの方が見に来てくださるし、大きな会場で試合ができるので盛り上がると思う」と目を輝かせた。

　今大会を前に、紀平とともに米国で最終調整。振付師のトム・ディクソン氏に「フリーのステップや細かい顔の動き、緩急の付け方を教えていただいた」と細かい部分を修正した。全日本選手権４度優勝の“ミス・パーフェクト”は「表彰台に乗りたいという気持ちもないことはないけど、今は自分がやってきたことを本番でやることしか考えていない」と平常心を強調した。