結果を求める“弟分”宇野の変化、見つめた羽生「すごい視線が…」
「フィギュアスケート・世界選手権」(20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)
ソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=、田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=が19日、公式会見に出席した。
その“立ち位置”は今大会で変わるだろうか。これまで結果ではなく、内容へのこだわりを見せてきた宇野は、2月の四大陸選手権以降、世界選手権について「結果を求める」と公言してきている。この日の会見でも「結果を求める試合にしたい」と、キッパリ。“弟分”の変化に、隣に座った羽生がジッと見つめる場面があった。
宇野はコメント中に「すごい視線が…」と、笑ってしまい、羽生は少し謝りつつ、その後もその表情を見つめていた。
これまで宇野は大会で羽生に勝ったことはない。常に追い続けてきた背中の先を見ることができるか。日本のダブルエースの争いからも目が離せない。