大坂なおみ 元コーチに訴えられていた 賞金の20%の永久支払い求められる
女子テニスの世界ランキング1位・大坂なおみが、2月に少女時代のコーチから訴えられていたことが19日までに分かった。アメリカのニュースサイトTMZやフロリダの地元紙サン・センチネル電子版が報じている。
TMZによると、大坂を訴えているのは、大坂の父レオナルドさんが、2011年当時に大坂と姉のまりさんのコーチとして雇ったクリストフ・ジーン氏。2年間、姉妹を指導した同氏は、当時支払われなかったコーチ料として「賞金の20パーセントを永久に受け取れる契約を結んでいた」と主張。大坂側の弁護士は「なおみが見たこともサインしたこともないバカげた契約」と反応しているという。
サン・センチネル紙はジーン氏の主張を掲載。「訴えたくなかったが、大坂の父親と話をしたときに弁護士を雇うと言われ、私も弁護士を雇った」と話しているという。
大坂の獲得賞金は約12億円となっており、ジーン氏は2億円ほどの支払いを求めていると、TMZは報じている。
大坂は19日(日本時間20日)に始まるマイアミ・オープンに出場。第1シードで2回戦から登場予定となっている。