竹田氏「任期後退任」に疑問の声 活動に支障、3カ月どう過ごす?

 6月の任期満了での退任を19日に表明した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が即座に辞任せず、退任時期を先送りした判断を疑問視する声が外部から相次いでいる。竹田氏は「職務を全うすることが私の責任」と強調したが、2020年東京五輪招致疑惑でフランス司法当局から捜査を受け、活動範囲は限られる。大会関係者は「レームダック(死に体)になる」と指摘。別の関係者も「6月までどう過ごすのか」と今後3カ月の行方を案じた。

 国際オリンピック委員会(IOC)側は大会のイメージ悪化を強く懸念し、早期の幕引きのためにも即交代が望ましいとの意見だった。

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