紀平梨花、公式練習で3回転アクセルからの連続ジャンプ着氷
「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)
22日の女子フリーへ向けた公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)で7位と出遅れた18年GPファイナル女王で初出場の紀平梨花(16)=関大KFSC=が調整した。
紀平はフリー「ビューティフルストーム」の曲かけで、冒頭のトリプルアクセル-3回転トーループの連続ジャンプを成功。ジャンプの助走中にエッジが引っかかり転倒する場面もあったが、その後は3回転ルッツ-2回転トーループ-2回転ループの3連続ジャンプを決めるなど、問題なしをアピールした。
20日のSPでは、冒頭のトリプルアクセルが0点扱いとなる1回転になるなど得点が伸びず、首位ザギトワ(ロシア)とは11・18点差に終わった。しかしこの日は「氷と自分の感覚とをもっと合わせないといけなかった。もっと確認すればマッチできると思う」という言葉の通り修正し、大技の安定感を取り戻しつつある。
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