全勝は白鵬、1敗は逸ノ城 大関とり貴景勝は9勝目 【13日目の結果】
「大相撲春場所・13日目」(22日、エディオンアリーナ大阪)
横綱白鵬(宮城野)が初日から13連勝として全勝を守った。白鵬を1敗で追う平幕逸ノ城(湊)も勝ち、優勝の可能性はこの2人に絞られた。
2敗だった豪栄道(境川)、高安(田子ノ浦)ら4人はいずれも3敗目を喫し、優勝争いから脱落した。
白鵬は豪栄道を寄り切りで下し、1敗で白鵬を追う逸ノ城は、小結御嶽海(出羽海)をはたき込みで下した。
大関とりの懸かる関脇貴景勝(千賀ノ浦)は、大関高安(田子ノ浦)を押し出して9勝目。昇進の最低ノルマ10勝にあと1とした。
かど番の大関栃ノ心(春日野)は横綱鶴竜(井筒)に寄り切りで敗れ、6勝7敗と崖っぷちに立たされた。
平幕の碧山(春日野)、琴奨菊(佐渡ヶ嶽)の2人はとも3敗目を喫し、優勝の可能性がなくなった。
また、先場所優勝の関脇玉鷲(片男波)は、前頭五枚目千代大龍(九重)に押し出しで敗れ、3場所ぶりの負け越しが決まった。