ザギトワ初優勝!五輪女王が復活 日本のファンに感謝「温かく見守ってくれた」
「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)
女子フリーが行われ、SP7位と出遅れた紀平梨花(16)=関大KFSC=がフリー2位と巻き返し、合計223・49点で日本勢最高の4位に入った。SP2位の坂本花織(18)=シスメックス=はフリー5位の合計222・83点で5位、宮原知子(20)=関大=は合計215・95点で6位となり、日本勢は来年の出場枠で最大3枠を確保した。平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=がSP、フリーともに1位の合計237・50点で初優勝した。
愛犬マサルの故郷でもある大好きな日本で、五輪女王が復活を遂げた。ザギトワはすべてのジャンプをほぼ完ぺきに決めて、圧勝。優勝者インタビューで満面の笑みで「アリガトウゴザイマス」と日本語で答えると、「日本の皆さんが温かく見守ってくれるのは分かっていた。皆さんのサポートがいいジャンプを跳ばせてくれた」とファンに感謝した。
平昌五輪後に身長が7センチ以上伸びたこともあり、適応に苦しんできたが、誇りを取り戻す金メダルとなった。