鹿児島に大型陸上競技施設 五輪パラ事前合宿拠点に
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鹿児島県が同県大崎町に整備した陸上競技施設「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅」が完成し、23日に記念式典が開かれた。県によると、さまざまな種目に対応できる大型練習施設は全国でも珍しく、2020年東京五輪・パラリンピックの事前合宿地としての活用を見込む。
供用開始は4月1日。県立高の跡地に設けられたもので、整備の総事業費は約40億円。9・4ヘクタールの敷地に、国内最長の150m直走路を備えた室内競技場や、雨天時に走っても滑りにくい舗装を施した陸上競技場などがある。鹿屋体育大とも連携し、動作測定などを通じて選手を科学的に支援する環境づくりを目指す。