白鵬が14連勝、千秋楽勝てばV42 大関とり貴景勝は栃ノ心と“入れ替え戦”の様相

高安(右)を浴びせ倒しで下し全勝を守った白鵬=エディオンアリーナ大阪(撮影・佐藤厚)
2枚

 「大相撲春場所・14日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱白鵬(宮城野)が大関高安(田子ノ浦)を退けて、初日から14連勝とした。千秋楽の鶴竜(井筒)戦で勝てば3場所ぶり42回目の優勝が決まる。

 積極的に押していきたい高安に対して、体全体で相手を倒す「浴びせ倒し」で白星をつかんだ。高安は4敗目(10勝)。

 1敗の逸ノ城(湊)は大関とりの関脇貴景勝(千賀ノ浦)をはたき込みで破った。千秋楽は大栄翔(追手風)と対戦する。白鵬より前に千秋楽は相撲を取るが、逸ノ城が勝ち、白鵬が敗れた時のみ優勝決定戦が行われる。

 貴景勝の千秋楽の相手は、かど番大関で、7勝7敗の栃ノ心(春日野)。貴景勝は勝てば大関昇進に大きく前進することになるが、それがそのまま栃ノ心の大関陥落を意味するため、“入れ替え戦”の様相を呈している。

 ご当地・大阪出身の大関豪栄道(境川)は鶴竜を寄り切って11勝目を挙げ、ファンをわかせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス