大坂なおみ、地元で好発進 エース14本と躍動

 「女子テニス・マイアミ・オープン」(22日、マイアミ)

 女子シングルスで第1シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が初戦の2回戦で世界ランキング141位のヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-0、6-7、6-1で下した。23日(日本時間24日)の3回戦で第27シードの謝淑薇(台湾)と対戦する。

 大坂が切れのあるサーブで14本のエースを奪い、地元マイアミで好発進した。第1サーブを180キロの速い球から140キロに満たないスライスや高く跳ねる球を織り交ぜ、緩急で揺さぶった。6-0の第1セット、6-1の最終セットは約7割の高い確率で第1サーブを決め「ここでいいプレーをしたかった。タフな試合に勝つことができてうれしい」と喜んだ。

 同じトスから多彩なサーブを打ち分け、ツアー5勝の実績があるウィックマイヤーが「サーブのトスが読みづらかった」と脱帽するほどだった。大坂は「いいトスを上げて、両脚に力をためてジャンプをすることができればいいサーブを打つことができる」。サーブで相手を崩し、次のショットで仕留める攻撃パターンでポイントを重ね、世界ランキング1位の地力を示した初戦だった。

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