白鵬全勝キープ 3場所ぶりの全勝優勝へは自然体「頑張ります」
「大相撲春場所・14日目」(23日、エディオンアリーナ大阪)
横綱白鵬が大関高安を浴びせ倒し初日から14連勝の単独トップで42度目の優勝に王手。千秋楽、白鵬が勝てば優勝、逸ノ城が敗れた時点でも白鵬の優勝が決まる。逸ノ城が勝ち、白鵬が敗れた場合のみ優勝決定戦に持ち込まれる。
白鵬は高安を浴びせ倒して全勝を堅守した。相手の投げにも対処しながら最後はもろ差しになり「圧力をかけたのが上回った」と自賛。3場所ぶりの全勝Vが懸かる千秋楽の結びの一番は平成最後の取り組みになるが、「(それは)言わないでくださいよ。今日は今日。またあした」と苦笑い。「まあ、また頑張ります」と過度なプレッシャーは背負わず、自然体で記念すべき賜杯をつかみ取る。