大相撲 殊勲賞に逸ノ城 敢闘賞と技能賞は千秋楽の結果次第
「大相撲春場所・千秋楽」(24日、エディオンアリーナ大阪)
千秋楽の24日、三賞選考委員会が開かれた。殊勲賞には逸ノ城(湊)、敢闘賞には千秋楽の友風(尾車)と碧山(春日野)の勝者と、千秋楽で勝った場合の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)、技能賞には千秋楽で勝った場合の貴景勝(千賀ノ浦)が選ばれた。
逸ノ城は14日目を終えて13勝1敗と、全勝の白鵬を1差で追って優勝争いを演じており、新入幕の14年秋場所以来2回目の殊勲賞獲得となった。
大関とりの貴景勝は昇進ノルマの10勝に王手を懸けているが、千秋楽ではカド番脱出が懸かる大関栃ノ心との“大関入れ替え戦”ともいえる大一番に臨む。勝てば、先場所に続いて2場所連続2回目の技能賞獲得となる。