柔道女王の朝比奈らが東海大卒業 「恵まれた環境」

 柔道で昨年の世界選手権女子78キロ超級を初制覇した朝比奈沙羅(パーク24)が25日、神奈川県平塚市で東海大の卒業式に出席した。青い振り袖姿で「いろいろな経験ができたのは恵まれた環境があったからこそ」と感謝を語った。

 東京出身で、2020年東京五輪に懸ける思いは人一倍と自負。「毎日の稽古を充実させ、代表を勝ち取りたい」と決意を新たにした。現役引退後の医学部受験に向けた勉強などのため東海大柔道部は3年時に退部し、昨年から実業団に所属している。

 男子60キロ級で昨年世界選手権3位の永山竜樹も学生生活を終え「一日一日を強くなるために過ごしていく」と抱負を述べた。

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