東京五輪のカヌー会場、8割完成 4月に注水、テスト大会へ

 東京都は26日、2020年東京五輪に向けて建設中のカヌー・スラローム会場(江戸川区)を報道陣に公開した。水流を生みだす大型ポンプや、流れを変えて渦をつくる障害ブロックが既に設置されるなど、工事の進捗率は81%。開幕まで500日を切る中、4月1日からコース内に水を張り、テストイベントを10月に実施する。

 カヌー・スラローム会場の整備費は約73億円。国内初の人工コースで、全長約200メートル、高低差約4・5メートル、注水すると深さ約1・5メートルとなる。大会ではポンプを使って毎秒約12トンの水を流し込み、コース内の青色ブロックで、変則的な流れをつくり出す。

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