山県亮太「世界標準の体」手応え 酵素パワーで“絶好腸”目指す
陸上男子短距離の山県亮太(26)=セイコー=が26日、米国合宿を終えて成田空港に帰国した。22日には現地で今季初戦に臨んだものの追い風参考の10秒18。「遅いな…と思ったが、修正点を見つけられた。課題も収穫もある。次はもっといい内容で走りたい」と、次戦のアジア選手権(4月、ドーハ)に向けて前向きに捉えた。
オフは「世界標準の体をつくる」ことをテーマにウエートトレーニングに本格着手。「全種目で数値が上がった」と手応えを明かし、体重も1キロ増加した。また、合宿には管理栄養士も帯同。食事から最速の体づくりを促進し、「今回酵素を取り入れました」と腸内環境を整える“新兵器”の導入を明かした。
今季最大のターゲットである世界選手権(9~10月、ドーハ)に向けては「(100メートルの)準決勝で9秒台をしっかり出して、決勝に残ることが最大の目標」と宣言。肉体内部から爆発力を生み出し“絶好腸”のシーズンにする。