星稜高監督、サイン盗み疑い抗議 選抜試合直後、異例事態
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兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている選抜高校野球大会で28日、星稜(石川)の林和成監督が1-3で敗れた試合直後に、対戦相手の習志野(千葉)の小林徹監督に直接、抗議に向かう異例の事態があった。林監督はサイン盗みを疑い、試合後の控室にいる小林監督に「フェアじゃない」と強い口調で訴えた。審判団は、不正行為は確認できなかったと結論付けた。
四回に習志野は初めて二塁まで走者を進めた。星稜は二塁走者が打者に球種を伝達している疑いがあることを、捕手を通じて球審に伝えた。4人の審判団が集まって協議したが、そうした行為はなかったとした。