白鵬、負傷の右上腕は筋肉が部分断裂 夏場所の出場は不透明
大相撲春場所で42度目の優勝を全勝で飾った横綱白鵬(宮城野)が3月31日、三重・伊勢神宮で行われた神宮奉納大相撲に参加。優勝を決めた千秋楽に負傷した右上腕の筋肉が場所後、部分断裂と診断されていたことが判明した。
手術すると完治に1年はかかる重症。まわしを引き付ける動きは問題ないものの、力が入らないのが「アームレスラーのような(腕の)動き」と、影響は少なくはない。
新元号場所の夏場所(5月12日初日、両国国技館)の優勝には並々ならぬ意欲を見せていたが、出場すら暗雲。今後は再検査などを経て治療方針を決めていく。この日は、右腕をテーピングで固定。相撲は取らず、伊勢神宮で奉納土俵入りなどを務めていた。