八村塁、NCAA8強逃し号泣 両チーム最多22得点と奮闘
「バスケットボール・全米大学選手権」(30日、アナハイム)
バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)は30日、準々決勝2試合が行われ、八村塁(21)が所属するゴンザガ大はアナハイムでのテキサス工科大戦に69-75で敗れ2年ぶりの4強入りを逃した。
試合終了のブザーが鳴ると、八村はユニホームやタオルで顔を覆って泣きだした。「本当にこのチームでやれたことがうれしくて、これでこのシーズンが終わってしまうことが悲しくなった」と気持ちを吐露した。
1万5千人超の観衆の中には米大リーグ、エンゼルス・大谷の姿もあった。先発した八村は34分の出場で両チーム最多の22得点をマークした。今季の戦いが終わり、注目は6月のNBAドラフトに移る。米メディアでは上位指名候補として名前が挙がるが「今は考えられない」と話すにとどまった。