競歩・荒井、昭和世代の意地みせる 東京五輪金へ「常に挑戦、変化を」

 陸上のリオデジャネイロ五輪男子50キロ競歩銅メダリストの荒井広宙(30)が1日、都内で行われた富士通陸上部の新加入選手お披露目会見に出席した。

 1月に自衛隊を退職し、富士通に籍を置く今村文男・日本陸連五輪強化コーチの指導を仰ぐための移籍。東京五輪の金メダル候補は「競歩は金メダルを望まれる種目になってきている。現状維持では落ちていくだけ。常に挑戦、変化を求めた。少しでも頂点に近づきたい」と力を込めた。 この日、5月からの新元号・令和が発表された。平成生まれの新社会人の選手たちに挟まれながら「昭和生まれの人間として新しい時代に乗って精一杯頑張っていきたい」と新時代でも競歩界をけん引することを誓った。

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