川内優輝、プロになっても独自路線“チーム川内”は作らず その理由は「人件費が…」
3月末に埼玉県庁を退職し、4月からプロランナーとなった川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が2日、都内でプロとして“初仕事”となるアシックスとのアドバイザリー契約発表会見に出席した。
公務員ランナー時代から日本マラソン界に一石を投じ続けてきた異端児は、プロになっても、独自路線を歩む。
陸上に限らず、通常プロ選手は個人でマネジャーやコーチ、トレーナー、栄養士などを雇い、“チーム”を作る場合が多いが、川内は「人件費が大変ですから。マネジメントやトレーナーや栄養士を雇うと、その家族まで養わないといけない。1人で何十人も養えない。だからチームを作るとすぐ駄目になる場合が多い。私は長くやっていきたいので、1人でフリーでやる。自分と家族ぐらいなら、なんとかなるので」と、力説した。