平昌五輪モーグル銅メダルの原大智、競輪との“二刀流”に挑戦 競輪学校入学で

 平昌五輪のフリースタイルスキー・男子モーグルで銅メダルを獲得した原大智(22)が5日、日本競輪学校特別選抜試験に合格した。

 原はこの日、世界規模の大会で優秀な成績を収めた者を対象にした特別選抜試験に合格。5月9日に入学式が行われる。

 モーグル選手から一転しての競輪挑戦について原は「トレーニングの一環としてトレーナーに競輪選手を紹介してもらってプロ選手と練習したところ、自転車競技に強い興味を持つようになり、自分の力を試したくなった」と説明。モーグルについては「続けたいです。競輪は全力で頑張るだけです」と“二刀流”を宣言した。

 競輪での20年東京五輪出場に向けては「無理です。自分もオリンピアンなので、オリンピックに出場することの難しさがどれだけ大変なことか分かっているつもりです」とコメントした。

 東京都渋谷区出身の原は2018年の平昌五輪の男子モーグルに20歳で初出場し、同大会の日本選手団メダル第1号となる銅メダルを獲得した。

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