白井健三 左足首痛再発…今季初戦 難度落とす「できることを精いっぱい」
個人総合で争う体操のワールドカップ(W杯)東京大会(7日・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の公式練習が5日、試合会場で行われた。
左足首痛で3月のアメリカンカップを棄権した白井健三(22)=日体大大学院=は、これが今季初戦。ただ、2週間前に再び同部を負傷。この日も慎重な調整を強いられた。床などの演技構成は大幅に落とす予定。「一度、また歩けない状態になった。今、できることはそんなに多くない。できることを精いっぱいやりたい」と冷静に語った。
今大会の得点次第で、10月の世界選手権(シュツットガルト)の代表内定のチャンスもあるが、「もともと得点や順位を気にして演技するタイプではない。全日本につながる試合をしたい」と足元を見つめた。